YN仕様の新しい活用法

活用法と言いますか、新たな定義という方がシックリくるかもですけれど。


すっかり市民権を得た感のあるオーディオ用語のひとつ。

  「YN仕様」

最近ではWikipediaにもその記載があるほどになりました。

意味は、「 Y : 嫁 」  「 N : 内緒 」
つまり、嫁(Y)に内緒(N)でオーディオカスタムをやっちゃうコトを表します。

この後ろめたさ満載ではありますが、どうしても止められない背徳感を
少しでも感じさせないようにする、魔法の言葉。

言葉とは、日々姿を変え、意味を変え、
時代と共に一定ではありません。

そんな中、最近の言葉である「YN仕様」もその意味を変えつつあります。



フィット3 audio (6)
YN業界の風雲児、T様のホンダ・フィット3HV。

今回またしても、革命を起こしてしまいました。
この功績は、もはや後世に語り継ぐべきかと思います。

僕がおじいさんになったら(もう初老だけどな!)、
縁側に孫たちを集めて、YN今昔物語を
読み聞かせするのです。

  「むか~しむかし、あるところに・・・」

と、その時!
ふいにのどに赤福を詰まらせるおじいさん。
孫たちに囲まれながら、赤福を食べて死ぬ。
これ以上の幸せがありますかってんでぃ。
否、否、無限大に否。
ない。



フィット3 audio (7)
フロントスピーカーは、垂涎のハイエンドユニット。
DLS ・ スカンジナビア 3WAY。

巨大なウーファーはドアアウターをワンオフして強固に固定。
デッドニング、吸音共に最高レベルまで追い込んでいます。



フィット3 audio (8)
一見すると、ドアアウターをワンオフしているようには見えません。
が。
これも、YN仕様の一翼を担う技術力。

純正と全く同じ形のグリルを作成し、
サランネットを巻いて、純正とは比較にならない
音ヌケを実現しています。

でも、見た目は純正のそれ。


ちょっと上にある、複雑な形状のバッフルは
以前の仕様でのスコーカー部。
元々、純正然とした造形だったので、そのまま残してあります。

当然、音が抜けないように厳重にシールを施していることは言うまでもなく。



フィット3 audio (9)
今回の作業で、スコーカーはドアからAピラーに移設。

さすがに、このサイズ感のユニットのW付けだと、
まるで純正のようとはいきません。
向きも角度も重要になるので、最良の妥協点探しの旅にでます。

ちなみに、この仕様でもバレていません。

そう。
つまりは、バレなければ何してもイイ!
これこそが究極の「YN仕様」の拡大解釈。
革命児たる所以であります。
ココ、テストにでます。



フィット3 audio (10)
ナビは純正オプションに別れを告げて、サイバーCL902。

まぁ、ここはあくまでサブなので、
ナビさえまともであれば、なんでもエエのです。



フィット3 audio (12)
メインは勿論、「金のウォークマン」

余裕たっぷりに普通にシートの上に転がされています。
このフィットのオーナー様も、常日頃から「造幣局はツレ」と
宣われているので、ポン置きウォークマンは気にならないのだそうです。



・・・・・・。

・・・。

ここだけの話、ホントはホルダー作りたいけど、嫁にバレるから作れない。



フィット3 audio (11)
そんなわけで、明らかにバレてしまいそうな「DIRECTOR」ではなく
「URC3」で代用しております。

後付け感は多少ありますが、
「TVキャンセラーやねん」で通用するそうです。



フィット3 audio (14)
普通のラゲッジの画像のように見えますが・・・。

実は、この下にはハイエンドプロセッサーのDSP-PRO2、
フロント用にシンフォニー限定アンプ エクスプローラー1が3台、
サブウーハー用にキッカーのKX800.1、
サブウーファーにロックフォードのハイエンドウーハー POWER T1S2-10
あと、リアスピーカー用に超小型アンプ。
想像以上の満載っぷりに驚愕。

大量のユニットを、シレッとインストールできるかどうかで
YN仕様の成立可否が決まります。
センス、技術、努力と根性、あらゆるレベルを要求されるYN仕様。

これはもう、嫁との戦争です。



しかも。
気付いた人もいてるかも知れませんが、
このクルマはフィット3のハイブリッド。

つまり、ラゲッジ下には走行用の大型バッテリーが搭載されています。

そうなんです。
フィット3HVのラゲッジは広く見えて、実は底が極めて浅いのです。

フィット3HVのオーナー様なら、これほど大量のユニットを
この高さでインストールしている事実に驚愕するハズ。



フィット3 audio (15)
究極の拡大解釈による、究極のYN仕様。

嫁にさえバレなければなんでもアリの真骨頂。

さぁ、T様の次なる一手はあるのか!?
それともバレてしまうのか?!
嫁、息子、近所の目、あらゆる難題に挑み続けるオーナー様。

神々しいまでのYNスタイルは、見る者の目をくぎ付けにする。

どこまでいけばバレるのか?
嫁との終わることのない戦いは、今も続いているのです。




 

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非公開コメント

No title

>taniさん
いや、ちゃんと記載されてますよ?Wiki


>YN使用さん
「使用」じゃなくて「仕様」ですよねw
や、でもオーナーだから「使用」でいいのか・・・。

って、まさかの生オーナー様降臨!?
イジっていい許可はもらってはいるものの、
いざ本人を前にすると「ホントに大丈夫?」と
多少なりともビビっちゃいますねw

本当にスッキリ

フィット3オーナーですが、AピラーのW付けは予想よりもスッキリと取り付けて頂きました。スカンジナビアのスコーカーは四角いと思っていたのに、上手く丸く加工して頂きました。

ラゲッジは、もっと嵩上げされる予定でしたが、仕上がりに拍手喝采👏でした。
予想を上回る取り付け、予想を上回る音に仕上がりました。

感謝、感謝です。

No title

「Wikipediaにも記載」
いくらなんでも……盛ってますよねぇ??(◎_◎)

No title

極力スッキリとした取り付けを心がけていますが、
興味のないコトは、意外と気が付かないようです(苦笑

No title

これでばれないって全くの無関心??じゃなくて制作・設置の技術が凄いんだと理解しました。何気なく現在も過去もここに在りましたよ~って感が・・・
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syuukichi

Author:syuukichi
老体に鞭打ち、深夜まで
作業を続ける哀れな40代で
「こんな大人にはなりたくない」の
代名詞的存在。
オーディオ業界に身を置く、
重機萌え、航空機萌え。
と言うよりも、ど~もただの機械好き
だと最近気付いた様子。

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