よく考えてみたら、僕の理想ってこのクルマ!盲点だった!

いや~。

何台も作業させてもらっていたのに、なんで気づかなかったんだろう・・・。

小さくて!
  YES!
速くて!
  YES!
マニュアルで!
  YES!
3ドアハッチバックで!
  YES!YES!

こんな身近に、ここまで理想に近いクルマがあったなんて・・・。
いや、マジで盲点でした!
これぞまさに青天の霹靂。
平年の軋轢。
青年の性癖。




595 audio (1)
そのクルマは!

ABARTH 595
なかでも、このマジで走ってます!感が溢れる、この一台!!
低すぎない車高にフェンダーいっぱいまで張り出したオフセット。
そして、コーナリング時のロールで干渉して変形したフェンダー。

熱いぜ!マジで!



595 audio (3)
トレッドの爛れたSタイヤ!
伊達じゃない牽引フック!

熱いぜ!マジで!



あ、ちなみに。
ちょっと後ろに写り込んでる赤いパジェロもレア度ではひけを取りません。
よく見るとわかる、クーペボディーのパジェロ、しかも赤。
くっそマニヤな2台の競演。



595 audio (5)
そうなんです。

今まで気づかなかったのは、595でもAT車ばっかりだったんですよね。

さくさく決まるシフトフィーリングに、図太い低速トルクで
クルマをぐいぐい加速させてくれます!

そして、さらに5速MTってのがイイですやね!
古い人間なので、やはり伝統の5速MTが嬉しいのです~。



595 audio (4)
あ、そうそう。
今回の作業は、ナビの交換。

そう、交換。

実はこのクルマ。
オーナー様自ら、ナビもスピーカーも自分で交換済み。

ちょっとマテ。
国産ならともかく、ややこしめのイタ車とか自分で作業します??
ステリモのエミュレートもバッチリこなし済みのあたり、
オーナー様のスキルが垣間見えちゃいました!

んで。
交換したナビはレギュラーサイバー。
CZ900からCZ902への交換。

見た目同じサイバーですが、CZ900とCZ901以降は
全くの別物、雲泥の差とはまさにこのコト。

オーナー様もにわかに信じてはもらえませんでしたが、
交換と同時にスピーカーケーブルを配線し直して
フロントスピーカーをマルチ駆動にし、調整をし直すという
条件でOKしていただけました。


当然マルチ化の恩恵は絶大で、音質も大幅に向上。
でも、もっとイイのはやっぱりナビそのもののレベルの違い。

起動は早い、レスポンスはイイ、フリーズしにくい、などなど。
それに加えて音までグツと良くなるってんですから
まさに鬼に金棒。修ちゃんにアメリカンドッグです!



まぁ普通は「繋がるはずがない」って思っちゃいますよねぇ。

今まで、自分でオーディオを散々イジリ倒して来られたので、
音造りの理屈もわかってますし、何が必要なのかも理解されています。
そんなオーナー様の愛車は、S205(W205)所謂、メルセデス・Cクラスワゴン。

ドア上部に10cmスコーカー、ミラー裏にトゥイーター、
足元付近に設置された16cmウーファーと組み合わせて
フロント3WAYを構築しているのですが。

音の理屈を分かっているだけに、ひっかかるのが足元ウーファー。

  「そんな辺鄙な場所のウーファーとドア上部のスコーカーが
    ちゃんと繋がるのかね??君、ん??」

と、なっちゃうわけです。
まぁ、当然っちゃぁ当然ですよね。

カーオーディオでは、ドア下部の16cmとダッシュ上のトゥイーターでも
ちゃんと繋げるには技術とセンスと練習が必要なんですから。


しっかりと、現状の問題点、起こりうる弊害を説明させていただき
納得されたうえで、作業させていただくことになりました。



S205 audio (1)
とはいえ、不安がないわけではありません。

小口径ユニットの出せる低音には当然限界があります。
これは物理の法則で、どう頑張ったってひっくり返せません。
オーディオに必要な低音は13cm以上の口径がどうしても必要なのです。

足元に16cmウーファーがありますが、
そんな奥まったところをメインスピーカーとするには
やはり無理があります。

と、なると、やはりメインは10cm・・・。
ぬう・・・・。

と、堂々巡り。


オーナー様の不安を拭い、満足していただくには
納得できる音を聴かせるしかありません。



S205 audio (4)
後期型のCクラスは、モニターも大型化され
USBメモリーでFLACも読めるようになりました。

この純正オーディオからスピーカー信号をDSPに入力して
フロント3WAY+リアを徹底的に調律するのであります!

今回はフロント4WAY化も視野に入れたい、とのことですので
選んだDSPはHELIX・V-EIGHT DSP。
8chアンプ内蔵の10chDSPユニットです。



S205 audio (2)
ドア上部の純正位置にモレル・ハイブリッド4スリムを取り付け。

一般的には8cmウーファーとの交換が多いようですが、
少しでも大口径にしたいので、ここはやはり10cmが欲しいところ。

車種専用ユニットとは違い、ドア内貼りを切削したり、
特殊な固定のインナーバッフルをワンオフしたりと、
ポン付けとはいきません。

安かろう早かろうのポン付けも、それはそれでエエかもですが
僕的には、やはり、工夫を凝らして気持ちを込めてインストールしたいのです。



S205 audio (3)
ドアミラー裏部は埋め込み加工でトゥイーターを取り付け。

一切見た目の変わることのないYN仕様を選択して
純正位置に隠すこともできますが、ここはあえて露出を選択。

これぞチラ見せの極意。
男の子はみんなチラリが好きなのです。

音質面でもかなりのアドバンテージが期待できます。




さてさて。
結果的には、オーナー様にも十分納得していただけました。
  
  「もっと低音でないと思ってました」
  「これなら十分楽しめます」
  「というか、全然違うもんなんですね!」

聴いていくうちに、音は日々変わっていきます。
気になるところがあれば、お気軽にお立ち寄りください。

調律を重ねることで、さらに音は良くなっていきますのでー。

大きいクルマや小さいクルマ

クルマにいろいろあるけれど。

この世で一台!

そうなんです。
オーナー様にとって、愛車こそがこの世でたった一台の特別な存在。

その大事なクルマを、信用して預けてくれる。
この期待と信頼に応えるべく、毎日が修行の日々であります!

これまでに築いてきた実績に胡坐をかくことなく、
常に前に!前に!

忙しいコトに感謝を忘れてはイカンのです。



・・・・・・。

いや、別に啓発セミナーとか行ってませんよ?


こう・・・ね?

ピットに入庫しているクルマを見て、
ふと。
しみじみと思いいった瞬間だったのですよ。

そう。

秋の夜風が僕を少しだけセンチにさせるのです(初夏です)



s-IMG_5293.jpg
今ナウお預かりしているのが、弩新車のヴェルファイアと
スマート・ブラバス

こうして並べると、スマートがいかにコンパクトなのかが一目瞭然。
車両の後端はほぼ揃えてあるってことは・・・。

ほぼ、半分!?(言い過ぎ)



s-IMG_5296.jpg
ブラバスの方は、ナビ取付、スピーカー交換、内装貼り換えと
オーディオ一式に留まらない、拘りのカスタムを施します。


まずは他店で取り付け済みのDEH-P01を撤去して、
サウンドナビ・200PREMI2の取り付けにかかりましょ!

デッキを外して、スピーカーケーブルをドアに入線するのですが・・・。

このスマートは、スピーカーケーブルを入線するのに、
一旦バルクヘッドを通す必要があります。

当然、ドアに入線するわけですから、ドアもバラす必要がありますが・・・。



s-IMG_5294.jpg
いや、だから、何故!?

スピーカー交換するのに、ドア外板を外す必要があるの!?

これ、ね・・・。
ホントに設計した人と膝突き合わせて小一時間語り合いたいです、マジで。

DEH-P01を取り付けられた専門店サマでは
なにやらスピーカー交換は断られたとか・・・。

ショップ側の気持ちもわからないではありません。

とにかく、スマートのスピーカー交換取り付けは、
恐ろしく手間がかかる作業なんです・・・。
且つレツキッカ、簡単に部品が欠けちゃう謎仕様。

正直言って、ハイリスクローリターン。


でも、僕らはプロショップ。
仮にも「プロ」と名乗るのであれば、
できるだけお客様の希望に添えるように努力すべきであります!

ええ。
喜んでヤラせていただきまっす!!



s-IMG_5295.jpg
ちなみに、こちらが車内側。

・・・・初めて見た時は、リアルに

  「なんじゃこりゃ」

でした。


骨格となるフレームがあり、そこに窓やレギュレーターなどの
ドアを構成する基本コンポーネントが全て取り付けられており
内張りと外板で骨格を挟み込んでいます。

スピーカーを取り付けるフレームが存在しませんので、
内張り側に貼り付ける感じで固定されています。


そんな特殊な環境下で、スピーカーにイイ仕事させるには
やはりノウハウと工夫、あと勘と閃きが重要です。


さあ!
お客様に喜んでもらえるように、今夜もまだまだ頑張るぞい!









s-IMG_5292.jpg
ちなみに、こちらはお隣で作業中の弩新車ヴェルファイア。

内張りを外したトコロです。

薄い緑のシートが、メンテナンス用のサービスホールを
塞ぐための防水シートです。

ショップによってデッドニングの定義は様々ですが、
サービスホールをふさぐタイプのショップですと、
この緑シート部をデッドニング材と入れ替える感じですかね。


見て頂けると分かりますが、ドアを構成する、そのほとんどは金属。
スピーカー取り付け部から伝わった振動が、この大半を占める金属を
振動させるのです。

振動する=音が発生する

スピーカー以外の音が、それもイヤな響きの金属の音が
ドア全体から発生するのです。
この金属の音を如何にして聴こえなくするかが、デッドニングの基本。

ビビリ音を抑えるとか、低音の締りがとか、音の響きが、
とかよりも以前にもっと大事なのがスピーカー以外の音をだしたくないのです。


実際に乗ってみると、「こ、こいつは・・・イイ」と思えるクルマ

フリード??

いいえ。
そりお言うなら、「ソリオ」が一番当てはまるんじゃないですかね。

「剃男」とか「反り男」とか、いろいろ言われてますが、
まぁ、一度黙って乗ってみるがいいわ。

あ、男の子的には「反り」男はイイかも(黙れ)


いや冗談抜きで、スズキ・ソリオ。
ホントにイイクルマだと思います。
若干のスズキ贔屓ではありますが、これはマジでエエですね(*´ω`*)



ソリオ オーディオ (1)
ちょっと大げさなメッキグリルは、ちょっとアレですが・・・。

ごくごく当たり前にデザインの定説に沿ったライン。

・・・と、思って油断していたら、
後付けエアロを追加しているように見えるバンパーの造形だったり。
絶妙に狙った感があるあたり、果たして計算なのか偶然なのか。

なかなかにして、この読めない感じが「スズキ」なのかもです。



ソリオ オーディオ (5)
大画面全盛のこの世の中、いただけない人ばかりが
うようよして真っ暗闇じゃないかしら?

そんなピンクレディーばりに嘆く人はもはや少数で。
映像に興味の無い、音楽だけの人達にも大画面化の波は
そっとそっとでも確実に忍び寄ってきているのです。

だって、僕らLOW-GUN’S
7インチモニターでは、字が読めません。


そんな前振りをしておきながら、このクルマにはサウンドナビ200PREMI。
そうなんです。
クルマの乗り換えに伴ってナビだけ引き継いだのであります。

カーオーディオのイイところは、気に入ったユニットを
また次のクルマに引き継げる(かも)ってのもありますね。


基本的に、ユニット単体で販売されているのが
カーオーディオ業界の特徴。
高級機であっても、メーカーに音質保証されているワケではありませぬ。

一般的なホームオーディオの商品は、エンクロージュアーに取り付けられていたり
「そのままである程度以上の音質が担保」されています。

カーオーディオでは、車種によって設置場所も環境もサイズも
なにもかもが異なっているのが当たり前なので、
「品質が担保」された、いわゆる「具」だけが売られています。

それを「イイ音が聴ける」ように、完成させるのが僕らの仕事。


つまり。
「未完成品」を、加工したり工夫したりで取り付けを行い
時には祈りをささげたり、偶然に閃いたり
調整を施したりで「完成品」へと昇華させるってコト。

よく同じユニットでも「音が違う」ってのはつまり、そーゆーコトなのです。

僕らが日々、繰り返している調整や、その練習は
それ自体でお金になるコトはありませんが、
お客様への最大のサービスだと思って頑張っています。



ソリオ オーディオ (2)
ソリオのドアは、スピーカーの取り付け位置が比較的高く
条件的には悪くないんじゃないでしょうか。


今回の乗り換えにあたり、スピーカーも変更していただけました(´▽`*)
いや、まぁ僕が全力で推しまくったんですが。

ほんにほんにありがてぇ話でやんす。


選んだスピーカーは、DLSのハイエンドユニット、スカンジナビア。
グリルのデザインのあまりの酷さに敬遠する人も多いのですが
見た目で判断しちゃいけません。

ね?
結婚会見、幸せオーラ全開で素晴らしかったじゃないですか。

そうです。
男も女もスピーカーも、見た目よりも中身で選ぶべきなのです!



ソリオ オーディオ (3)
「見た目より中身!」とか偉そうなコト言いながら、
違うモデルのグリルに変更するとか、説得力の欠片もありゃしねぇ!

見た目もやっぱり大事です!!
そう、これはつまり、その、そう!お化粧みたいなもんです!!


純正スピーカー設置部を大幅に加工して
ワンオフのアウターバッフルを作成して取り付けています。

スカンジナビアのウーファーは気持ちよく低音が伸びるので
ヤワな取り付けでは勿体ないのであります。

ガッチリと固定して、ドア板金のイヤな音を抑え込むデッドニング。
金属のおかしな音を抑えることで、ユニットの持つ「本来の音」を
できる限り引き出してあげるのです~。



ソリオ オーディオ (6)
少々大型のトゥイーターは、Aピラーに埋め込み加工して取り付け。

美しく精度高い加工で、自慢できる逸品に仕上げました。


ミラー裏に埋め込み加工で取り付けすることも可能ですが、
実際に座ってもらえば、Aピラーがベストじゃね?ってなると思います。

ソリオのオーディオ的な美点は、ズバリここ!!

ダッシュボードがほぼ左右対称(センターメーター故)、
幅が広く、しかも少し低い。


ソリオ オーディオ (4)
こちらの画像だとよりわかりやすいと思いますが、
ダッシュボード全体が遠いのも特徴です。

ダッシュボードそのものの奥行が短く平らで、且つ遠く且つ低いので
ドアに設置したウーファーとの音の繋がり的にもかなり有利。
トゥイーターの反射もグッと抑えられ、一石二鳥!

好きな言葉は「濡れ手に(で)粟」
もしくは「一挙両得」
あるいは「二兎を追うものは、たまに三兎を得る」



ソリオ オーディオ (7)
ディーラーオプションのバックカメラも、当然ながら流用可能。

謎のガイドラインは、カメラ標準の機能です。
ただ、このガイドラインは車種ごとに、キチンと設定されていて
進路予測こそ付いていませんが、ハンドル一杯切ってバックする際の
目安としては十分に便利ざます。

例えば、JB64ジムニーのガイドラインには
リアゲートに背負ったスペアタイヤとの接触限界も
表示されていたりして、こいつは結構捗ります!

侮りがたし!
スズキ純正ディーラーオプションカメラ!!




今回の作業時には取り付け忘れていたトトロ(正確には違うらしい)の
ぬいぐるみも、納車時に無事取り付けできました!
YES!
ポン置き!!


前のクルマから、引き続きお守り代わりなのです~。



エビバディ!エブリー!!

実際、仕事でクルマを使う人は多いと思います。

その場合、仕事車と過ごす時間が人生で一番長いかもなのです。
そのクルマに音楽、ありませんか?

ありますよね??
否、ある。
むしろ、あれ。

つまり、仕事する=音楽を聴く。

これはもはや常識。
Wikipediaにも載ってます!

つまり何が言いたいかっていうと。
仕事車にもナイスオーディオってやっぱ必要じゃん?



エブリィ オーディオ (1)
フットワー軽めのT様の相棒、スズキ・エブリーワゴン。

納車されてわずか数日の間に、次々とカスタムされていってます。

さぁ!
今回はいよいよ、オーディオの出番なのでありますよ~。



エブリィ オーディオ (4)
ヘッドユニットは、最近ようやく落ち着いて供給されだした、
パイオニア・サイバーナビ CL902。

所謂、8インチサイバーってヤツです。
当然、レギュラーモデル。

エブリーは7インチが標準ですが、パネル加工で8インチ化が可能です。


以前お乗りのエブリーは、他店でコッテコテにカスタムしまくって
金額もさることながら、あまりにも拗らせすぎてたことを踏まえ、
今度の相棒カスタムは極めてシンプル。

サイバーナビの内蔵アンプでフロント2WAYマルチ駆動のみ。
比較的コストも抑えれますし、音質的にも必要にして十分。

きちんと調整してあげるコトで最高に快適な空間が出来上がります。



エブリィ オーディオ (2)
フロントスピーカーは、BRAX・GRAPHIC 2WAY。

トゥイーター、ウーファーのセットで税別20万円のハイエンドユニットです。

エブリーのドアは薄く狭いので、当然ながらドアアウターでの施工になります。
はっきり色違いなので、どこがアウターなのか一目瞭然ですが。

実はこのアウターの生地色は、シートカバーと同色だったりします。



エブリィ オーディオ (3)
Aピラーにはトゥイーターを埋め込み加工。

抜群に精度の高いユニットはホントに美しいの一言。
音の方も、ピシッと整った端正な音。

ちょっと前までの「カッチカチやぞ」なBRAXの面影は微塵もありません。
堅いところは固く、柔らかいところはしなやかに。

新時代のBRAXは、目が離せないのあります!


プロフィール

syuukichi

Author:syuukichi
老体に鞭打ち、深夜まで
作業を続ける哀れな40代で
「こんな大人にはなりたくない」の
代名詞的存在。
オーディオ業界に身を置く、
重機萌え、航空機萌え。
と言うよりも、ど~もただの機械好き
だと最近気付いた様子。

いらっしゃいまし~
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